ヘルペス薬「バルトレックス錠500」は口唇ヘルペス効果あるのか?
2017/06/23
バルトレックス錠500とは【ヘルペス薬】
バルトレックス錠500はウイルスのDNA複製を阻害することによって、ウイルスの増殖を抑えるという作用がある薬です。主に、口唇ヘルペスや帯状疱疹、水痘の治療や、造血幹細胞移植の際の単純疱疹の発症、性器・口唇ヘルペスの再発防止のために用いられています。
バルトレックスには錠剤以外にも、軟膏や注射薬などがあります。帯状疱疹や水痘などには経口薬を用い、口唇ヘルペスには軟膏、初期感染で重症化している時や免疫不全の基礎疾患がある方、アトピー性皮膚炎でカポジ水痘様発疹症を合併している場合などは点滴治療を行います。
バルトレックスの用法【ヘルペス薬】
①単純疱疹(口唇ヘルペス、陰部ヘルペス)
成人:1回500mgを1日2回経口服用
小児:体重40kg以上は1回500mgを1日2回経口服用
40kg以下は体重により決定
②帯状疱疹、水痘
成人:1回1000mgを1日3回経口服用
小児:体重40kg以上は1回1000mgを1日3回経口服用
40kg以下は体重により決定
③性器ヘルペスの再発抑制
成人:1回500mgを1日1回経口服用
小児:体重40キロ以上1回500mgを1日1回
40kg以下は体重により決定
バルトレックス錠の注意事項
- 主成分であるバラシクロビル塩酸塩に対してアレルギーがある場合には服用してはいけません・
- 腎機能障害、肝機能障害、小児、高齢者は慎重に用いるようにします。
- 脱水症状を起こしやすい人(高齢者など)は、薬を服用している時は十分な水分摂取を心掛ける必要があります。
- 適応量以上に服用すると、精神神経症状や胃腸症状が出ることがあるので必ず用法容量を守って服用しなければなりません。
- 意識障害が生じることがあるので、危険を伴う作業や車の運転には十分注意するようにします。
- 妊娠時は有益とみなされた時だけ服用するようにします。
- 薬を服用している時は授乳を中止します。
重篤な副作用・すぐに医師の診断を仰ぐ必要がある
- 呼吸困難、まぶたや口唇、舌の腫れ、動悸などの症状が出た場合には、アナフィラキシーショックの可能性があるので、即救急車を呼ぶようにします。
- 発熱、出血、全身の倦怠感などがある場合には、汎血球減少などの血液障害の可能性があるので医療機関を受診するようにします。
- 尿量減少、むくみ、全身の倦怠感が発生した場合には、急性じん不全の可能性があります。
- 昏睡、幻覚、痙攣などの症状が出た場合には精神神経症状の副作用が出た可能性があります。
- 目の充血、むくみを伴った紅斑、口腔や陰部のただれは中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜目症候群の可能性があります。
バルトレックスと併用してはならない薬
・シメチジン
胃薬として処方される薬です。
・モフェチル
ループス腎炎などに効果的な免疫抑制剤です。
・テオフィリン
喘息の治療薬として処方される薬です。
・プロベネシド
ペニシリンの一種で痛風の治療として用いられます。
バルトレックス錠500を利用した方々のレビュー
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これがないと困ります。なくなりかけたので慌てて注文しました。安くて効果は確かです。
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口唇ヘルペスが出現しても、すぐに服用すると悪化しないで収束するので助かっています。合わせてヘルペケアもサプリ飲んでます。
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ヘルペスの発症予防で1日1錠服用しています。錠剤が大きいのですが慣れればすんなり飲めます。お蔭様で今のとこと発症していません。
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疲れた時、症状が出始めたな~と思った時にすぐに服用すると、症状がす~っと消えていくのでよく効いていると思います。
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再発の兆しのピリピリした痛みが出たら服用しています。早期に治るためになくてはならない薬です。ヘルペケアも服用してます。
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ちょっとしたストレスですぐに口唇ヘルペスになってしまいます。発症してすぐにこの薬を飲めばひどくならずに治ってしまうのでとても助かります。
