口唇ヘルペスとは

キス病?口唇ヘルペスと何が違う?

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キス病とは?

キス病とはヘルペス性口内炎とよく似た「ウイルス」が原因の感染症です。誰もが一生のうち一度は感染するとされており、大人になる頃にはほとんどの人がこのウイルスを持っているといわれています。一度感染して症状が落ち着いた後は、免疫によって活動が抑制され続けるので、免疫が低下しない限り感染症状が再び引き起こされることはありません。

 

キス病の症状

キス病は主に乳幼児期における母親とのキス、食べ物などの口移しや、学童期における飲み物の回し飲みなどによって感染する場合と、思春期に恋人とキスすることで感染する場合とがあります。

免疫が十分に育っていない幼児期に感染した場合には、それほど強い症状は起こりませんが、思春期以降になると免疫が成熟しているため、発熱や倦怠感、喉の痛み、リンパの腫れ、肝臓と脾臓の腫れなどの不快症状が引き起こされます。

稀に、溶血性貧血や再生不良性貧血、悪性リンパ腫、心筋炎、心膜炎、肺炎、気道の閉塞、慢性疲労などの症状が出ることもあります。

 

キス病と口唇ヘルペスとの違い

どちらも似ているウイルスが原因で発症します。違いとしては口唇ヘルペスは唇又は口内に水疱が出来て、その水泡液に含まれるウイルスに接触することによって感染するのに対し、キス病は水疱は生じず、唾液によって感染が広がるという違いがあります。

更に、口唇ヘルペスウイルスは主に神経節に潜み体内に居続けるのに対し、キス病のウイルス(EBウイルス)は喉や血液中の細胞に潜伏し続けるという違いがあります。

ヘルペスウイルスの方は休眠時(症状が出ていない時)は人から人への感染はありませんが、キス病ウイルス(EBウイルス)の場合は休眠時でも時々活性化して唾液に混ざるという性質があることから、キスや飲み物の回し飲みなどによっていつでも感染するというリスクがあります。

 

キス病と口唇ヘルペスとの違い②

口唇ヘルペスは一度治癒してヘルペスウイルスキャリアとなっても、口唇ヘルペスに感染している方と接触した場合、何度でも感染して症状が引き起こされることがあります。キス病はこれとは対照的に、一度感染してキス病キャリアとなり、症状が完治した後にはキス病の方と接触しても症状が再発することはあまりありません。しかし、ヘルペスと同じように免疫や体力が低下している時は自らのキス病ウイルスの活性や他者からの再感染によって症状が出ることがあります。

 

キス病と口唇ヘルペスの治療薬

口唇ヘルペスは専門の抗ウイルス薬の塗布又は服用によって治療します。キス病に関しては放置していても治ることが多いので積極的な治療は行われないというのが現状となっていますが、症状がひどくなる場合には口唇へルペスに用いられている抗ヘルペス剤や解熱剤、痛み止めなどを用いることがあります。

その時、ペニシリン系の抗菌剤を使うと、発疹などの副作用が出ることがあるので使用を避けることが望まれます。

 

再発を防ぐには免疫力が大事

口唇ヘルペス、キス病どちらの場合も、再発防止及び罹患した時の症状改善に大事になるのが「免疫」です。免疫は病原菌から自分の体を守るという役割を果たしている細胞であり、体力や自律神経の働きに連動しています。

この免疫の働きを高い状態に保つためには、適度な運動やバランスの良い食事、規則正しい生活習慣を意識して体力を高めること、そしてストレスをなるべく避けて、規則正しい生活を送ることによって自律神経を整えておくことが大事になります。

口唇ヘルペスもキス病も稀に重症化して命に関わるような事態に発展することがあるので、普段より積極的に免疫を意識するということは意味のあることです。

 

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