口唇ヘルペスとは

角膜ヘルペス、口唇ヘルペス、性器ヘルペスの違い

2017/06/27

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各種ヘルペスは感染するウイルスに違いがある

ヘルペスには角膜ヘルペスと口唇ヘルペス、性器ヘルペスがあります。これら異なるヘルペスには感染しているウイルスには違いがあります。口唇ヘルペスと角膜ヘルペスは単純ヘルペスウイルスⅠ型による感染で発症し、性器ヘルペスは単純ヘルペスⅡ型によって発症します。その他、帯状疱疹や水ぼうそうは水痘・帯状疱疹ウイルス、伝染性単核症はEBウイルスが原因で発症します。

 

口唇ヘルペスと性器ヘルペスは感染し合うことがある?

先ほど説明した通り、口唇ヘルペスと角膜ヘルペスは同じウイルスが原因になりますが、性器ヘルペスとは異なるウイルスが原因になります。なので、性器から口唇へ感染しないと思われがちですが、そんなことはなく性器から口唇、口唇から性器へと感染します。ウイルスの型は違っても性質が極めて似ているので、感染して同じような症状を引き起こします。主にオーラルセックスによって口唇⇔性器という感染が引き起こされます。

ヘルペスウイルスⅠ型とⅡ型の違い

○初期症状

ヘルペスウイルスⅠ型は重く、Ⅱ型は軽いという傾向があります。

○再発症状

ヘルペスウイルスⅠ型は軽く、Ⅱ型は重いという傾向があります。

○再発頻度

ヘルペスウイルスⅠ型は少なく、Ⅱ型は多いという傾向があります。

○好発部位

ヘルペスウイルスⅠ型は口唇でⅡ型は性器という傾向があります。

このような傾向があるものの、最近では型にこだわることなくウイルス感染症として診断することが多くなっています。性器ヘルペスに感染している場合に血液や水泡から検査を行いますが、その際にヘルペスウイルスⅡ型が検出できないと基本的に性器ヘルペスと診断されません。しかし、最近はオーラルセックスなどにより性器ヘルペスでもヘルペスウイルスⅠ型に感染しているケースが増えているので、型にこだわることなく治療するという診断方法が推奨されています。

 

ヘルペスを発症した場合にはどうすればいい?

①角膜ヘルペス

上皮型では片目に充血と軽い違和感や痛みが出て、軽度の視力低下があります。実質型では充血と共に視界がぼやけ視力がかなり低下します。このような症状が出た場合には眼科を受診して診断を仰ぐようにします。ウイルスがいるかどうか調べた結果、角膜ヘルペスと診断されると、主に抗ウイルス作用のある眼軟膏やステロイド点眼薬(実質型のみ)が処方されます。

②口唇ヘルペス

唇の片側にチクチクやヒリヒリを伴った水泡や赤みが生じます。ひどくなると唇全体に広がる場合もあります。このような症状が出た場合には皮膚科を受診するようにします。患者の症状や唇の症状を診て診断が下ります。主に抗ウイルス作用のある塗り薬が処方されます。

③性器ヘルペス

男性では陰茎部に赤いブツブツが、女性では外陰部や膣、子宮頸部に赤いブツブツや水膨れ、潰瘍ができます。前駆症状として不快感やかゆみ、倦怠感、リンパの腫れが生じます。このような症状が出た場合には、男性は泌尿器科、女性は婦人科を受診するようにします。皮膚科や性病科でもOKです。患部からウイルスを採取したり血液検査を行うという検査方法が一般的です。治療方法は症状や程度によって塗り薬と飲み薬を使い分けます。

 

完全に治すことが解決への道

ヘルペスが発生した際には、しっかり治療を行い完全に治す事が大事になります。例えば性器ヘルペスに感染してしまった場合、最後まで治しきらずにパートナーとセックスしてしまうと、ヘルペスがパートナーに感染してしまい、更に自分にも返ってくるという堂々巡りが引き起こされることがあります。よって、完全に治しきるまでは誰ともセックスしないということを守り、一度完全に根絶させるということが大事になります。

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